|
■ 宿についてのえとせとら (2003/06/16) ■ 種族についてのローカル設定と言うかハーフエルフ語り (2003/05/23) |
|
■ 宿についてのえとせとら (2003/06/16) 今回は宿についてのお話を。 この世界の宿っていうのは、大抵の場合酒場と一緒になっているところが多いです。1階が酒場で2階以上が泊まる部屋。これは、酒場と言うのが冒険者たちにとって、情報を仕入れるための基本の場所であり、パーティを組むときの品定めの場所でもあるのがひとつの理由。だって宿屋が冒険者のためにあるようなものなのに、わざわざ違うところに酒場があるだけ非効率でしょ? コンシューマゲームでは酒場と宿屋が分かれているものが多いですが、それは酒場の機能があんまり生かされるゲームがないからかなぁ?酒場の機能が生かされるゲームって言えば、例えばDQ3のルイーダの酒場(こんな名前だっけ)。あそこで仲間の入れ替えが出来るのはDQ特有じゃなくってもともとそういう基本設定がファンタジーゲームではまかり通っていたからなのです。あとはWizのギルガメッシュの酒場。あと、きっとここに来ている人は誰も知らないと思いますが ブレイズ&ブレイドと言うPSのゲームでは、仲間の入れ替えをそこですることは出来ませんが、宿屋に酒場があり、そこがシナリオのスタートになることが多かったです。ちなみにB&Bとは複数プレイ可能(4人同時プレイが可能)のアクションRPGで、種族を選び、ボーナスポイントを能力値に振り分けて職業を決めると言う完全にTRPGの流れを組んだゲームで、それもそのはず、作成元のT&EはコンシューマのSWを出していたところなのでした(笑)(あったの、そういうゲームが。SW2ではちゃんとサイコロバトルもあったし)。戦士は武器を振り回すだけ、魔法はコマンド入力方式(これがまた難しい)、レンジャーの弓はCPCじゃなきゃまともに当たらないというおとぼけぶりで、一人で遊んでもまったくもって面白くないゲームなのですが(笑)複数でやるとはまりますよー。遊びたい方はPSのコントローラとメモカ3ブロックを持ってさおうさんのうちまでどうぞ。マルチタップを用意してお待ちしております(笑)。・・・あー、ほんとにやりたくなってきたぞ(笑)。 話がそれた。閑話休題。 じゃあそんな冒険者のための酒場兼宿屋を経営しているのはどんな奴か、と言うと、元冒険者と言う場合が多いようです。現役を退いても生かされる、その豊富な知識と経験でもって次代の冒険者たちを導き、諭し、時には叱咤することで、冒険の手助けをする宿屋の亭主たち。冒険者たちはそんな亭主に尊敬の念を抱き(だって現役を退けるほど生き残った冒険者と言うのがどれだけすごいのかきっと皆身に染みて解っている)いい亭主のところには自ずと冒険者たちが集まってくるのです。情報だっていい亭主の下に集まってきますし、亭主のお目にかなったら、亭主が現役時代にこなせなかった遺跡やクエストをそっと教えてもらえることだってあるかもしれない。素晴らしい冒険をしていく上では宿屋とはこんなに重要な位置を占めているのです。 それから、うちのエピソードでも出ているうっさんくさい宿屋の名前にも意味があります。別に手抜きとかウケ狙いじゃないのよ?(笑)コンシューマではそういうことする必要はないのでギルガメの酒場とかそんな亭主の名前(だったよね)で呼ばれてたりするんですが、実は冒険者の教養レベルってのが関係してきます。 ファンタジーの世界(中世欧州がモデル)では識字率って言うのがとてつもなく低いのです。現代だって日本が珍しいくらいらしいよ、識字率90%を越えている国って(よく聞かれる逸話として外国人が日本の何に驚くかって、ホームレスが新聞や雑誌を読んでいることが挙げられるそうな)。うちの設定では省いてますが、SWにも言語設定が存在します。能力低いとと文字読めなかったりするんです(笑)。 でも文字が読めなくたって冒険は出来るし、実際問題冒険者にはそういう人が多いのも事実。そんなとき宿屋が気取った名前をつけたとしても、読むことが出来ない冒険者は宿屋を特定することが出来なくなってしまうのです。 例えば途中ではぐれた仲間とどこかの街の宿で待ち合わせようってことになったとしても、一度行ったことのある宿屋ならともかく、人づてで聞いた宿屋を文字が読めない状態で探すのは困難なことだし、ある意味口コミが全ての宣伝効果である世界では読めない解らないではマイナスにしかならない。上でも書いたとおり宿屋と言うのは情報の集まる>人が集まる>また情報が流通していく、と言う流れで繁盛するかどうかが決まってくるわけですから。 そんなとき、宿屋はどうするのかと言うと、看板に意味を持たせることによって、他の宿屋と見分けが付くようにするのです。シンボルマークって言えばいいですかね。例えば、剣を2本十字に置いた看板を作って宿名が「十字のつるぎ亭」とすれば、文字が読めない冒険者でもすぐに解りますよね。でもそんなんだったら簡単すぎるからどんどん変なマークと名前が出来上がっていく。「漆黒と白銀の森亭」はきっと何本かの木に黒と白の色が塗られている看板なんでしょう。「水辺の桜亭」は・・・どんなのかなぁ?(笑) 以上、宿屋の効能と変な名前なのはわざとなのよー!と言う言い訳でした(笑)。 ちなみに私が知っている結構そういうのをこだわっている小説は読みやすいところで「フォーチュンクエスト」や「スレイヤーズ」かな?(両方ともTRPG出てるしね) 酒場がどんな感じかってのは藤崎竜の短編集に入っている「デジタリアン」なんかみてもらえるとギルガメッシュの酒場が出てきます(笑)(ちなみにあの漫画の3人を笛に当てはめると萌えます/笑)(キャプと三上と・・・不破ではないね、風祭とか?)。 あ、あと最後にひとつ書き忘れと言うかあえて無視している設定が。 通常の宿屋、あの世界では相部屋が当たり前で、森のようにパーティで部屋を借りるならともかく不破や天城のように一人で借りるなんて持っての外です(笑)。まぁ、でもそれを言ってしまったらいろいろ大変なことになるので忘れてしまう方向で(笑)。 |
|
■ 種族についてのローカル設定と言うかハーフエルフ語り (2003/05/23) SWでは用語集に書かれた人間・ドワーフ・グラスランナー・エルフ・ハーフエルフが基本種族なんですが、ここで取り上げるのは人間とエルフとハーフエルフの関係なぞ。 ローカルルールだったのかSWでは一般的な設定なのかは忘れちゃいましたが(だって大体同じグループでやってたから)エルフと人間っていうのは実は仲が悪いです(笑)。個人同士ではもちろんそんなことないんですけど、種族対種族になると、人間は自分たちには無い力を持つエルフに畏怖の感情を抱き、エルフは種族として閉鎖的な考え方を持っている上、物欲にまみれ力を欲する人間を蔑み、嫌悪の感情を抱いています。積極的に攻撃することはありませんが、決して人間が自分たちエルフに関わるのを好みません。だから人間の街に下りてきて冒険者として行動するエルフって言うのは人間からしてもエルフからしてもかなりの変わり者扱いを受けます。 ただし種族としては人間と近い染色体をもつエルフは人間と子供を作ることが出来ます。それがいわゆるハーフエルフなんですけど、そんな状態の種族間で生まれた子供はどう扱われるか。 ・・・は、後で話すとして、まずはハーフエルフの作り方(作り方て)なんかを。 ハーフエルフはエルフと人間の間に必ず生まれるものでもなく、人間とエルフからエルフが生まれることもあるし人間が生まれることもあります(確率は低いですが)。そして生まれる確率としては、それはどんなにエルフの血が薄まろうとも可能性としては十分考えられます。 パターンとして挙げると以下の通り。 ・エルフと人間 ・ハーフエルフと人間もしくはエルフもしくはハーフエルフ ・エルフ同士(片方に人間の血が少しでも混ざっていれば) ・人間同士(片方にエルフの血が少しでも混ざっていれば) このパターンすべてから、エルフもハーフエルフも人間も生まれる可能性があるってことです(確率的に下に書かれている方が可能性は低いですけど)。 特に人間同士から生まれたハーフエルフと言うのはチェンジリング(取り替え子)と呼ばれます。親たちに言わせれば自分たちは人間なのにいきなり耳がとがった子が生まれてくれば「妖精のいたずらで取り替えられた」と思っても仕方が無い、のかもしれません。 キャラ説明でハーフエルフの部分に「人間側」と「エルフ側」(これはまだいないか)と書かれているのは、どちらの環境で生まれたかと言うのを示しています。 さて、そうしてハーフエルフの位置付け。 はっきり言って人間からもエルフからも嫌がられます。チェンジリングはそりゃもう忌み嫌われると言っても過言じゃない。 人間の感情は解りますよね。自分たちと違うものを排除しようとするのは人間の性ってものです。人間の集落の中で人間よりも寿命の長いわけのわからない力を持ったものがいれば自分たちの優位性を主張するために親子ともども排除しようとするのは、悲しいですが多くの人間が持つ感情です。 エルフは一応同胞として扱うようですが決していい待遇とは言えません。エルフの種族観でエルフよりも低い位置にいるから、と言うのもひとつの理由ですが、ハーフエルフの生まれる原因が必ずしも幸せなものではないからです。 冒険者として旅をして、そこで知り合った人間と子供を生した場合だったら問題ないんですけど、たいていの場合はハーフエルフは「人間の傍若無人で卑劣な行為」で生まれることが多いのです。要するに人間によるエルフの森への侵略・強奪・そして陵辱の末生まれるのがハーフエルフのほとんどで(だから人間の父親・エルフの母親が多い)エルフにとってはハーフエルフは人間の業の証であり屈辱の記憶以外の何ものでもないと言う。 ハーフエルフにとってはとばっちりなんですが、大抵のハーフエルフはそう言った不遇な幼少時代を過ごしてきているのですね。 ハーフエルフに性格のひねくれた奴が多いのはそう言った背景があるのです。 今のところ WH in SW で紹介しているハーフエルフは二人。 不破については出来れば今後の話の中で説明していきたいので置いておくとしてシゲちゃん。 シゲは、それはもう嫌われ者街道まっしぐらでした。 父親は一滴の混じりも無く人間なのですが、母親の何代か前がハーフエルフで(母親はそのことを知っている)隔世遺伝で生まれたハーフエルフです。取り替え子のシゲちゃんを父親は自分の子供として認めず、母親に非があるとして(浮気すら疑っている節があるらしい)家から追い出してしまいます(父親からの援助はしてもらってます)。取り替え子の噂はすぐに街中に広がり、ごく近しい人たち以外からは言われも無い罵倒の言葉が浴びせられる日々。ある日これ以上その街にいることに意義を見出せなくなって家を飛び出したシゲちゃんは、流れに流れて着いた街で行き倒れ寸前に人間のシーフに拾われます。その街の盗賊ギルドの幹部をしていたシーフはシゲちゃんに一人で生きていけるようにと自分の持つ技能を教え込みます。必要とされる能力を持てばハーフエルフだろうが少なくとも言われなく蔑まれることのないのが冒険者の世界ですからね。そうしてギルドでも腕を認められ、盗賊ギルドの認可を受けたシゲちゃんは助っ人家業をしながら生計を立てていくことになるのでした。 ・・・いやぁ、私好みの萌え設定です(笑)。 以上、ハーフエルフは何故萌えるかの説明でした(違います)。 |